年明け早々の5日~8日,ラスベガスで「2006 International CES」が開催された。米Intelはここで,新プロセサ「Core」や,ホーム・ネットワークの技術基盤「Viiv」などを正式発表(関連記事)。13年振りのプロセサ名の変更や,動画コンテンツの包括的な戦略発表で話題を呼んだ。
また同社は新たなブランド・ロゴとスローガンも発表。おなじみの「Intel Inside」に代えて「Intel.Leap ahead」(日本語は「インテル。さあ,その先へ。」)とした。これはマーケット重視のプラットフォーム・ソリューションを提供していく企業としての進化を示すものという。「プロセサやチップセット,ソフトウエアなどのプラットフォームを支える技術を統合することで,システム性能やユーザーの利用体験を総合的に向上させる」(同社)という(Intel社の発表資料)。今後は,PCビジネスからコンシューマ製品へと大きくシフトする。そんな新戦略に伴うブランドの再構築だ(英Reutersの記事)
そしてもう1社,今大きな話題を呼んでいる企業がある。今回の本題である米Apple Computerだ。1月10日に「MacWorld 2006」でApple社が発表したのは同社初のIntelプロセサ搭載Macintosh(Intel Mac)。iMacと,PowerBook改めMacBook Proである(関連記事,写真1)。いずれもIntel社が新ブランド展開を始めたばかりの「Core Duo」(開発コード名:Yonah)を搭載。iMacは即日出荷開始,MacBook Proは2月に販売開始すると発表した。基調講演でApple社CEOのSteve Jobs氏は,iMacは従来機に比べ性能が2~3倍向上し,MacBook Proでは4~5倍向上したと説明。PowerPC搭載機との性能の違いを強調した。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「AppleがIntel Macで跳ぶ「その先」とは?」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。