年の瀬も押し迫ってきた。新聞/雑誌など各メディアがこの1年間をまとめた特集を組み,政治/時事ニュースを振り返っている。そこで本コラムでも2005年のIT業界を振り返ってみたい。今年1年,私たちIT業界には何が起こったのか。また2006年へどうつながっていくのか。
米国のIT情報誌InfoWorldのインターネット版に「The top 10 stories of 2005」という興味深い記事が掲載されている(掲載ページ)。今回はこれを読み解くとともに,当IT ProのUS NEWS FLASHや本コラム記事を見ながらこの1年について考えてみたい。
「新ミレニアム最初の10年の中間点」
2005年は,米Oracleによる米Siebel Systemsの買収(関連記事)に代表されるよう,大規模M&Aが相次いだ。通信業界では,米SBC Communicationsが米AT&Tと合併,米Verizon Communicationsと米MCI(関連記事),米Sprintと米Nextel Communicationsの合併(関連記事)など,業界の勢力図が大きく変化した。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「2005年のIT業界,それは「新時代最初の10年の中間点」」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。