米Google,米Yahoo!,米Microsoftが相次いでWebメール機能を強化している。11月30日には米Microsoftが「Windows Live Mail」の最新ベータ版を公開した(関連記事)。米Yahoo!は,現在試験運用している「Yahoo! Mail」の次期版にRSSリーダーを組み込むと伝えられた。第2次Webメール・ブームの火付け役とも言える米Googleの「Gmail」はセキュリティ対策を強化した(関連記事)。
3社は検索市場で鎬を削るライバル。Google,Yahoo!,Microsoftの頭文字を並べて「GYM」とも呼ばれる。そのGYMが検索に続くもう1つの市場として,今,Webメールに注力している。活況を呈してきたWebメール市場。今回は米メディアの論調なども見ながら最新情報をレポートしてみる。
Yahoo! Mail,昨年買収した米企業の技術がベース
まず,Yahoo!社から見てみよう。同社は,今年9月に強化版Yahoo! Mailとなる新サービスのベータ・テストを始めた(写真1)(関連記事)。この新Yahoo! Mailで,ドラッグ・アンド・ドロップによるメッセージの移動などを提供した。デスクトップ・アプリケーション並みの操作感を目指しているという。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「検索に続くもう1つの「GYM戦争」,火花散るWebメール市場」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。