米国ではここのところ音楽業界に関する話題が多い。例えば米国時間9月8日には,米レコード協会(RIAA:The Recording Industry Association of America)がネットで音楽ファイルの無料交換を行っていたとする261人の個人ユーザーを提訴した(発表資料)。その前週には,米Universal Musicが音楽CDの出荷価格を値下げすると発表したばかり(関連記事)。
ところが,意外にも米国からはあまり聞こえてこない話がある。日本や欧州で今,急速に導入されている「コピー・コントロールCD」(CCCD)である。PtoPによる違法ファイル交換を撲滅したいという目的は日本や欧米で同じはず。しかしその解決法は米国の場合,CCCDではないようだ。今回は米メディアの情報を見ながらこのあたりの米国事情について考えてみたい。
■CCCDは「COMPACT DISC」にあらず
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「米国で導入が進まない「コピー・コントロールCD」」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。