米国時間7月28日,米Roxioはデジタル音楽配信サービスを今年のクリスマスまでに始めると発表した。その名は「Napster 2.0」。あのNapsterが装いも新たに復活するのだ。とは言っても,今度は完全合法の有料サービスとして登場してくるという(関連記事)。
米国では,米Apple Computerが今年4月末に始めたデジタル音楽販売サービスが人気を得ているという(関連記事)。同様のサービスはほかにもたくさんあるため,Napster 2.0は後発組になる。そこで「Napster」の知名度を利用して追い上げるというのがRoxio社のシナリオである。
しかし,こうした音楽配信サービスは本当に普及するのだろうか。もし,そうであれば,レコード産業はそのビジネスの形態を大きく変えることになるが,まだそれが顕著になっているとは思えない。市場が本格的に育つ前なのに,すでに参入企業が多すぎるとも危ぐされている。はたして米国ではこの市場の将来についてどのように考えられているのだろうか。今回は米国の情報をもとにそのあたりを探ってみたい。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「Napsterも音楽配信サービスに参入!本当に普及するのか?」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。