本コラムでは昨年夏,米AOL Time Warnerの不正会計疑惑に関する話題を取り上げた(掲載記事)。その後の同社を巡っては,とても尋常とは思えない話が相次いでいる。史上最大の巨額赤字,幹部役員の交替劇,米AOL (America Online)の業績不振である。AOLについては「ここ数年来初めての会員数減少」という事態にも陥っている。
2001年1月に巨大合併を実現した同社だが,それからの状況は悪化するばかりのようだ。「いったいAOL Time Warnerはどうなってるの?」と考えている方も多いのではないだろうか。そこで今回はここ最近報じられた同社に関するレポートを整理し,AOL Time Warner社が現在置かれている状況について考えてみたい。
■米国ビジネス史上最大の赤字
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「ブロードバンドが世界最大のプロバイダ,AOLを揺るがす」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。