4年半に及んだ米政府と米Microsoftの反トラスト法(米独禁法)訴訟が終焉を迎えそうだ。ワシントン連邦地裁のColleen Kollar-Kotelly判事は先週金曜日,司法省と同社が昨年11月に合意に達した際に作成した和解案を大筋で認めたのだ(関連記事)。
また同判事は,和解に反対している9つの州政府が求めていた是正措置案を却下した。これら和解拒否組については,今後控訴しても高裁で認められる可能性は小さいといわれている。Microsoft社と司法省の間では早ければ8日にも正式和解が成立する見込みだ。
そうした中,米New York Timesのオンライン版が「Microsoft社に立ちはだかる新たなハードル」(原題:Microsoft’s New Set of Hurdles)と題する記事を掲載した(掲載記事,閲覧には登録が必要)。裁判終結後の同社には次なる壁が待ちかまえているというのだ。それはLinuxをはじめとするオープン・ソース勢力のことである。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「独禁法裁判を切り抜けた米マイクロソフトに忍び寄るLinux勢力」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。