衛星を使って音楽やニュースなどのラジオ番組を提供する放送サービス「衛星ラジオ」をご存じだろうか? 米国では昨年の9月にサービスが始まっており,今,利用者数が急増しているという。
つい最近では大手事業者の米XM Satellite Radioが,自社サービスの加入者が今年第3四半期末でついに20万人を突破した,と発表したばかりだ。同社の加入者数は昨年第4四半期末で3万人に達し,その後,7万6000人,13万6500人,20万1500人と,四半期ごとにほぼ倍のペースで増加してきた(図1)。同社では,今年末には35万人になると見込んでおり,今は加入者のさらなる増大に向けて全力をあげて取り組んでいるという。
衛星ラジオの最大のメリットは,電波の届く範囲が広大なこと。長距離のドライブをしていても,行く先々の地域でいちいち自分好みのラジオ局を探さなくてすむ。出発地からずっと同じ放送を聴き続けられるのだ。まさに国土が広い米国ならではのサービスだ。またCD並みの高音質も大きな魅力となっている。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「米国の衛星ラジオ!)!)倍々で加入者は増えるも,黒字化は遠い?」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。