「我が社のユーザーをポップアップ広告の呪縛から解き放つ」――先週はじめ,こんな触れ込みで大手ISPの米Eearthlinkが大規模なキャンペーンを始めた。ポップアップ広告を遮断するソフトを無料で提供し,自社のユーザーに快適なインターネット環境を楽しんでもらう。これによりライバルISPとの差異化を図る,という考えだ(関連記事)。
ポップアップ広告とは,Webページにアクセスすると前面に現れる広告ウインドウのこと。バナー広告よりも効果が高いとして,ここ数年の間に欧米で多用されるようになった。
ところがここ最近,ポップアップ広告に対するユーザーの不満が多いとのことから,これを敬遠する動きが出ている。女性向けポータル・サイトを運営する米iVillageは,7月末にポップアップ広告の排除計画を発表したばかり(発表資料)。米AOLもAOLサービス会員に向けたポップアップ広告を大幅にカットしている。MSN,Yahoo!もしかりである。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「ポップアップ広告は生き残りを許されるか」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。