kokubo.comやnikkeibp.co.jpといったドメイン名の一番後ろの「.com」「.jp」はトップレベル・ドメイン(TDL)(注1)と呼ばれる。最近は,「.biz」「.info」「.name」「.aero」「.coop」「.museum」といろいろなTLDが登場している。今年末には,弁護士,医師,会計士などの専門職用の「.pro」の登録受け付けも始まる。
この七つは,いずれも地域や属性などに関係なく割り当てられるgTLD(一般トップ・レベル・ドメイン)である。おなじみの「.com」「.org」「.net」といった既存gTLDに追加される形で導入された。
こうしたTLDを管理する総元締めは,米国の非営利組織ICANN(Internet Corporation for Assigned Names)なのだが,最近の報道を見ていると,このICANNを巡る問題が数多く取り沙汰されていることが分かる。いわく,「企業寄り」「閉鎖的」—。このICANNという組織は一体どういう組織なのだろうという疑問が生じている。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「ドメイン名の総元締めICANN,「巨大な権限」と「閉鎖性」に非難の声」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。