日本をはじめ米国など世界5カ国で販売が始まった「iPhone 4」。販売台数が発売後3日間で170万台を超え、従来モデルの記録を大きく上回ったなどと話題になっているが、このiPhone 4や同社のタブレット端末「iPad」への旺盛な需要が続くことで、各業界でトップシェアを誇る企業に大きな影響を及ぼすと欧米のメディアが伝えている。
iPhoneの買い換えサイクル、ライバル端末よりも半年早く
米Internet.comによると、米国の投資銀行OppenheimerのアナリストYair Reiner氏が、Appleの店舗に並んだ人になぜiPhone 4を購入するのか聞いたところ、「買い換えの必要に迫られて」と応えた人はわずか26%。74%が「iPhoneの新モデルを早く欲しかったから」と答えたという。またそう回答した人うちの76%がiPhoneを既に所有していたという。
そうした人たちの買い換えサイクルは平均14.7カ月で、ほかのスマートフォンの平均買い換えサイクルである21カ月よりも大幅に短いことも分かった。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「iPhone 4とiPadへの旺盛な需要は業界のトップ企業に多大な影響力」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。