東京・銀座の「ホテル西洋 銀座」は、閉館までの1カ月間、26年の歴史と伝説を振り返る写真展を開催する。期間は5月1日—5月31日。開業から現在までの懐かしい写真約30点を、館内のパブリックスペースに展示する。
ホテル西洋銀座は、「西洋スタイルの建物に日本旅館のきめ細かなもてなしを融合させたスモールラグジュアリーホテル」として1987年3月2日に誕生した。「コンシェルジュ」や「バトラー」といったサービスを日本で初めて導入し、またパティシエやソムリエなど多数の優秀な人材を輩出してきた。本社である東京テアトルがホテルのある銀座テアトルビルを売却することとなったため、5月31日をもって営業を終了することが決定している。
展示は、開業時のスタッフやレセプション、客室、レストランなど、2001年の全館改装以前の懐かしい写真に加え、日本で初めてレ・クレドールインターナショナルから正式なコンシェルジュと認定された当時のチーフコンシェルジュである多桃子氏や、世界最優秀ソムリエコンクールで日本人初の優勝者となったシェフソムリエの田崎真也氏、さらに2004年12月に1名100万円で販売された「ヘドニスト・ディナー」など記憶に残る数々のイベントの写真が含まれる。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「ホテル西洋銀座、歴史を振り返る写真展」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。