オウチーノ総研は、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)に住む20歳代—60歳代の男女563人を対象に、住まいの「虫トラブル」に関するアンケート調査を実施した。その結果、集合住宅の11階以上はゴキブリや蜘蛛の遭遇を大幅に回避できることが分かった。
住居形態別に、ここ1年間に「ゴキブリ」「蚊」「蜘蛛」に遭遇した回数を聞いたところ、「ゴキブリ」の平均遭遇回数は、一戸建てが4.89回であるのに対し、集合住宅は3.08回だった。「蚊」は一戸建てが13.58回で集合住宅が11.53回。「蜘蛛」は一戸建てが7.96回、集合住宅が6.33回となり、総じて集合住宅の方が虫の遭遇頻度が低い。
集合住宅に限って見てみると、「ゴキブリ」の平均遭遇回数は1—2階が3.39回、3—5階が3.61回、6—10階が1.28回、11階以上が0.07回だった。「蚊」は、1—2階が7.46回、3—5階が15.21回、6—10階が8.06回、11階以上が5.54回。「蜘蛛」は、1—2階が4.59回、3—5階が8.43回、6—10階が4.06回、11階以上が0.21回で、虫トラブルを回避するには11階以上の高層階が良いようだ。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「虫トラブルを回避したいなら○階以上に住む」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。