旭化成ホームズが実施した親と子の財産相続に関する意識調査の結果によると、具体的な相続方法を考えている人はごくわずかで、親子とも7割が考えていない。また、親世代(65歳以上)より子世代(30歳—49歳)の方が、財産相続への不安が圧倒的に大きいことが分かった。
財産相続の方法について「具体的に検討している」という親世代は8.7%、子世代は7.0%でいずれも1割に満たない。「具体的ではないが検討している」を合わせてもそれぞれ28.6%、24.1%と3割未満にとどまった。
財産相続について「特に不安や心配事がない」と答えた割合は親世代が64.6%であるのに対し、子世代は34.8%とはるかに低く、子世代の6割以上はなんらかの不安を抱えている。子世代にとって不安や心配事の1位は「財産相続のことについて話すきっかけがない」(29.3%)、2位は「財産相続のことが難しくてよく分からない」(28.7%)、3位は「相続税を多く取られそうで心配」(22.0%)だった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「財産相続、親より子の方が「不安」」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。