オンラインリサーチサービス「アイリサーチ」を運営するネオマーケティングは、25—49歳の女性400人を対象に実施した「景気と消費に関する意識調査」の結果を発表した。それによると、アベノミクス以降、これまで自粛していた消費を解禁する傾向が見られる。しかし現実には収入が増えていないため、実際の消費は堅実で、購買に対する目が肥えてきている印象が感じられるという。
今年に入ってからの自身の消費行動について尋ねたところ、29%が「財布の紐が緩んだ」と回答した。その理由を聞くと「今まで意識的または無意識的に無駄遣いをやめようと我慢していたから」(42%)と「好景気で購入へのモチベーションが上がっているから」(41%)がトップ2に挙げられた。
しかし今年に入ってからの収入が「実際に増加した」という人は18%にとどまり、82%が「増えていない」と回答している。一方で、最近購入したものについて選んだ基準を聞いたところ、「品質も良く、価格も手ごろなもの」(66%)が大半を占めた。調査では、このように高品質で低価格の商品を求める消費者層を「新・目利き族」と名付けている。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「低価格・高品質を求める「新・目利き族」」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。