旅行綜研は、過去1年間に海外旅行をした20歳代—60歳代の男女1000人を対象に実施した両替に関するアンケート調査の結果を発表した。それによると帰国時に残った「余らせ外貨」は推計3846億7023万9890円にのぼり、東京都が2020年夏季オリンピック開催の準備基金として用意している金額(約4000億円)に相当する。
海外旅行のために両替した額は、「5万—10万円未満」との回答が27.0%で最も多く、次いで「3万—5万円未満」が23.1%だった。「10万—20万円未満」が14.8%と続き、10万円以上を両替した人は全体の25.0%にのぼる。1人当たりの平均両替金額は9万2009.5円だった。
海外旅行で両替外貨が余らなかった人はわずか7.8%で、92.2%は使い切れずに帰国している。余った金額は「1—1000円未満」が19.1%と最も多く、次いで「1000—3000円未満」が15.2%、「1万5000—3万円未満」が10.0%と続き、1人当たりの平均は2万1632.5円だった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「海外旅行の余らせ外貨、総額は?」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。