ソフトバンクグループのBBソフトサービスは、2014年2月度のインターネット詐欺リポートを発表した。2月にBBソフトサービスのオンライン詐欺対策ソフト「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」が検知したインターネット詐欺サイトは合計71万6045件で、前月と比べ5.7%増加した。
詐欺サイトの種類別比率を見ると、加入に同意していないのに有料会員登録の代金を請求する「ワンクリック・不当請求詐欺サイト」が98.8%(前月比0.4ポイント増)とほとんどを占めた。そのほか、別のWebサイトを装って個人情報をだまし取る「フィッシング詐欺サイト」が0.8%(同0.2ポイント減)、ウイルスなどに感染させる「マルウエア感染サイト」が0.0%(同変わらず)、偽のセキュリティソフトをインストールさせて購入を迫る「ボーガスウエア配布サイト」が0.2%(同0.2ポイント減)、ソフトなどの欠陥につけ込む「ぜい弱性悪用サイト」が0.2%(同変わらず)だった。
2月は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトの検知数が増え、合計の詐欺サイト検知数を押し上げた。また、格安でランドセルが購入できるなどの誘い文句で子どもの小学校入学の準備をする人を狙い、情報を盗み取ろうとするフィッシング詐欺サイトが確認されている。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「ネット詐欺サイトが前月比5.7%増加」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。