木造注文住宅を手がけるアキュラホームが直近5年間の住宅傾向を調べたところ、共働き世帯が増える中、家事をしやすい間取りにシフトしつつあるという。また、家族のコミュニケーションを重視した住まいが多くなっている。
同社は、2009年と2014年に全国で建築した住宅各100棟(計200棟)の間取りを比較し、その変化について調査した。主婦が家事をする際、1日で最も往復することが多いと言われるキッチンと洗面の距離を見ると、2009年は平均5.72mだったが2014年は平均4.47mと22%短くなった。30歳代の主婦が1年間に家事に費やすとされる時間と距離(歩数)をもとに換算すると、年間73.74km減少することになる。
シューズクロークを導入する住宅は2009年に35%だったが、2014年は59%へと24ポイント拡大した。靴をはじめ、コートやベビーカー、子どもの遊び道具、アウトドア用品などの収納を使用場所近くに設置することにより、片付けを効率的に済ませられることが要因のようだ。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「イマドキ住宅傾向、働く主婦にやさしい間取り」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。