怒りの感情をコントロールするための感情理解教育の普及に取り組む日本アンガーマネジメント協会は、社会人の「怒り」に関する調査結果を発表した。25歳—69歳の男女会社員444人を対象にアンケートを実施したところ、92%が仕事中に怒りを感じたことがあると答えた。
仕事中に感じた怒りを相手に伝える方法は、「本人に直接口頭で伝える」(61.3%)が最も多く、次いで「第三者(上司・同僚)を通じて間接的に口頭で伝える」(31.1%)、「Eメールで本人に直接伝える」(10.3%)と続いた。一方、4人に1人(24.5%)が「その怒りを伝えたことが無い」と答えた。
自分が怒られるときに使って欲しくない手段を聞くと、「第三者を通じて口頭で」が55.1%と最も多く、「直接口頭で」は11.0%にとどまった。多くの人が、怒られるときは「言いたいことがあるなら直接言ってほしい」という気持ちが働くと考えられる。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「仕事中にイラッとする、社会人の9割が経験」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。