モバイルリサーチを展開するネットエイジアが全国の30歳—59歳の男女ビジネスパーソン2000人を対象に、旅行に関するモバイルインターネット調査を実施したところ、今年の夏に旅行する意向がある人の平均予算は昨年を下回り、消費の回復はまだ先になりそうだと感じさせる結果となった。
回答者に今年の夏に旅行に行く予定があるか尋ねると、69.5%が「行く予定がある」あるいは「予定はないが、行きたいと思っている」と答えた。予定している、または行きたいと思う旅行先は「北海道」(28.9%)がトップに挙げられ、次いで「関東」(27.2%)、「近畿」(18.9%)、「九州」(15.5%)、「沖縄」(13.6%)、「北陸」(12.4%)と続いた。昨年の調査と比べると、新幹線が開業した「北陸」は4.0ポイント増え、最も人気が上昇した。
1人あたりの予算を聞くと、「2万円—3万円未満」(17.2%)との回答が最も多かった。次いで「4万円—5万円未満」(14.9%)、「1万円—2万円未満」(12.1%)、「3万円—4万円未満」(11.2%)が続き、5万円未満が6割(60.4%)を占めた。一方で、「10万円—20万円未満」(8.1%)、「10万円—20万円未満」(9.4%)といった金額帯もそれぞれ1割近くあり、全体の平均は6万6652円となる。昨年調査時の全体平均は6万9248円だった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「今夏の旅行意向者の予算、昨年より低め」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。