ヘルスケア用品を手がけるピップは、「隠れ下肢静脈瘤」に関する実態調査の結果を発表した。下肢静脈瘤というと、年配の病気というイメージがあるが、むくみの自覚がある20—40歳代女性の6—7人に1人が隠れ下肢静脈瘤の疑いがあるという。
調査は、都庁前血管外科・循環器内科の長江恒幸院長と共同で実施した。下肢静脈瘤は、脚の皮下の静脈が拡張したり屈曲したりして、コブのようになった状態を指す。脚の表層に血管が浮き出る症状だけでなく、皮膚表面には症状が出ないタイプもあり、このような見た目ではあまりわからない下肢の症状は「隠れ下肢静脈瘤」と呼ばれる。
日常的にむくみを感じている20歳代から40歳代の女性1万2848人を対象に調べたところ、15.2%が隠れ下肢静脈瘤の疑いがあった。年代別では20歳代が16.4%、30歳代が14.9%、40歳代が14.4%と、若い年代の方がわずかながら割合が高い。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「日常的なむくみ、もしかして「隠れ下肢静脈瘤」?」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。