人材総合サービスのエン・ジャパンが運営する人材派遣のポータルサイト「エン派遣」は、9月の派遣時給について集計・分析した結果を発表した。それによると、三大都市圏(関東・東海・関西)の平均時給は前月比9円高、前年同月比12円高の1549円に上昇し、2012年1月以降の過去最高時給を更新した。
エン派遣サイトに掲載されているすべての職種の求人情報をエリア別に集計したデータに基づき、募集時の平均時給を分析したもの。時給が上がっている背景には、正社員の求人倍率が上昇しているため、正社員を希望する人が流出し、人材の確保が難しい状況があると、エン派遣は分析している。
三大都市圏を職種別で見ると、「オフィスワーク系」(一般事務、営業事務、経理・財務・会計・英文経理、総務・人事・法務、貿易・国際事務など)の平均時給は1502円(前月比15円高)となり、4カ月連続で過去最高を更新した。「営業・販売・サービス系」(営業・企画営業、販売、窓口・ショールーム、テレマーケティングなど)は1384円(同14円高)で過去最高を記録。「クリエイティブ系」(WEBデザイナー、編集・制作・構成、デザイナー、DTPオペレーターなど)は1681円(同21円高)で過去最高時給を2カ月連続で大きく更新した。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「派遣社員の平均時給額、9月に過去最高額を更新!」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。