人材採用・入社後活躍を支援するエン・ジャパンは、35歳以上のミドル人材の求人動向について調査した結果を発表した。同社が運営する人材紹介会社集合サイト「ミドルの転職」を利用している転職コンサルタント172人にアンケート調査を実施したところ、7割以上(73%)が、今年はミドルを対象とした求人募集が「増える」と回答した。
増えると考える理由は、「就職氷河期に相当する35歳―45歳の社員数が他の年齢層より少ないから」「35歳以下の若年層が人口減少に伴って採用しにくくなっているため」「育成に手間ひまがかかる人材より、職種や業界に精通した即戦力のニーズが高い」といった意見が聞かれた。
今後増えそうだと考えるミドルの求人案件を聞くと、「首都圏の企業から地方企業への転職」(43%)が最も多く、地方創世や親の高齢化などを背景に、地方勤務希望者が増えるのでないかといったコメントが寄せられた。次いで多かったのは「同業種への転職」(42%)だった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「今年は「35歳転職限界説」が崩壊する?」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。