2012年に卒業を予定している大学生/大学院生の内々定率は、2011年4月時点で全体の2割にとどまり、前年の3割を下回った。東北地方太平洋沖地震の影響で、大手企業を中心に選考スケジュールを後ろ倒しにしたことが原因の1つとみられる。
この内々定率調査は毎日コミュニケーションズが2010年3月より開始したもので、2回目となる。2011年4月27日―5月5日の期間、インターネット上で実施し、8293人から回答を得た。2011年4月時点の内々定率は全体で20%と、前年の31%を下回っている。
内々定状況を文理男女別に比較すると、最も高いのは理系男子で26%、続いて理系女子と文系男子が20%、文系女子が15%となった。前年比でみると、いずれも大きく下回っており、震災の影響で一部の企業が選考活動を遅らせたことなどが要因だと、毎日コミュニケーションズは分析している。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「内々定率、20%にとどまる、12年卒」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。