2011年の新入社員は 前年より革新性や決断力が低く「草食傾向」がやや強いが、「秘めたる野心」を持つ一面もある。こんな調査結果をエン・ジャパンがまとめた。
2011年4月、中堅・中小企業を中心とした新入社員387人を対象に、企業が求める特性や能力を調べる適性試験を実施した。その結果「持続性」「協調性」が前年より高く、集団との関係性を大事にしようとする傾向がより顕著。一方で前年より「野心性」が強く、キャリアタイプ指向性では「経営幹部」「チャレンジャー」が高い。ただし「革新性」や「決断性」が前年を下回った。
コミュニケーション能力については「タレントマインド」が前年より高く、周囲と仲良くしたいという意識が高いが、「意思伝達力」は低く、自分の意見を強く言うことが苦手だ。エネルギー量をみると、野心性の強さから社会人生活に対する期待感の高さがうかがえる一方、決断性の低さから思い切って行動に移すことへの弱さがみえる。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「今年の新入社員、秘めたる野心を持つ」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。