東日本大震災のあと、2割弱の人がなにか新しい習いごとを始めたといい、理由は「自分の考え方、価値観が変わってきたから」が6割で最多。こんな調査結果をリクルートの習いごと情報誌「ケイコとマナブ」がまとめた。
この調査は2011年5月21、22日、インターネット上で実施し、埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知の1都4県に住む300人から回答を集めた。震災後、学びごとを始めたという人は18%。ケイコとマナブの根岸菜穂子編集長によると、これは年間で入学率の平均が15%前後という数字と比べても高い割合という。
震災後に習いごとを始めた人にその理由を尋ねると「価値観が変わってきたから」が57%で最も多く、以下は「不況、雇用不安などからスキルアップが必要だから」の28%、「時間に余裕ができたから」の11%と続いた。ケイコとマナブによると、企業が進める早期退社などで時間に余裕ができたことよりも、価値観の変化が上位にきたことからみて、今後も習いごとを始める人は増え続ける見通しだ。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「震災後、約18%の人が習いごと開始」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。