2011年は、採用活動が前年と比べて「積極的」になったという企業が4分の1で、1人あたりの採用予算は3年連続で増加して平均72万5600円になった。また東日本大震災後も採用予算や採用予定人数は変わらないというところが8割程度だ。こんな調査結果をソフトバンク・ヒューマンキャピタルがまとめた。
調査は転職サイト「イーキャリア」が2011年6月3―6日の4日間、採用活動にかかわる正社員を対象に実施し、合計400人から回答を集めた。採用活動の意向を1年前と比較した場合、どのように変化したかを聞いたところ「積極的である」は25%、「消極的である」は30%、「変わらない」は45%。
次に人員の過不足について聞いたところ、全体の傾向としては「不足している」は33%で、前年の36%から低下し、「過剰である」は10%で前年の7%から上昇した。「不足している」という人材の内訳を見ると、「第二新卒クラス」で34%、「一般クラス」で33%、「マネージャークラス」で37%、「エグゼクティブクラス」で26%。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「採用活動、1人あたりの採用予算72万」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。