2011年の夏休みを自宅から離れた場所で過ごす人のなかで、予定している滞在期間が「いつもより長い」という人が3割にのぼる。滞在場所は「実家や親戚(しんせき)の家」が多く、理由は「放射能の影響を避けたいから」や「できるだけ節電するため」といった「疎開型」が目立つ。こんな調査結果をクロス・マーケティングとリサーチ・アンド・ディベロプメントがまとめた。
この調査は2011年6月9―12日の期間、首都圏40km圏に居住する18―74歳の男女を対象にインターネット上で実施し、2988人から回答を集めた。夏休みの過ごし方として「自宅でのんびり過ごそうと思う」が37%、「主に自宅にいて近場に出かける」が31%で、全体としては「安近短」の傾向が見られる。
一方、夏休みを自宅から離れた場所で過ごそうと思っている人は12%で、そのうち滞在期間がいつもより長いという割合は28%。いつもより長いと答えた人の滞在場所は、実家や親戚の家が43%で最多。理由としては、「レジャーを楽しみたいから」が44%、「家族と楽しく過ごしたいから」が33%などとなっているが、これに加え「放射能の影響を避けたいから」が20%、「できるだけ節電するため」が16%と、目立って高かった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「今年の夏休みは「実家へ疎開」増える」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。