厚生労働省がまとめた最新の統計によると、2010年時点で15―64歳の女性のうち働いていたり、仕事を探していたりする人の割合(労働力率)は63.1%で、過去最高になった。8年連続で上昇している。
年代別にこの労働力率をみると、以前から女性は「25―29歳」と「45―49歳」の層がそれぞれピークで、「35―39歳」が底、という「M字型」カーブを描いているが、2010年はこの底にあたる35―39歳の層でも労働力率が66.2%となり、過去最高を更新した。
また労働力率を10年前と比べると「30―34歳」が最も上昇し、57.1%から67.8%になっている。この年代の未婚者の労働力率は90.4%で10年前とほとんど変化していないが、既婚者は44%から54.3%と大きく上昇した。また、「25―29歳」の既婚者の労働力率も44.1%から54.3%と大きく上昇している。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「働く女性の割合が8年連続で上昇、最高に」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。