この春に大学を卒業した学生のうち、進学も就職もしていない進路未定者が10万7134人にのぼることが、文部科学省の学校基本調査速報で分かった。大卒者の就職率は61.6%(男子57%、女子67.6%)で、激しい落ち込みを見せた前年(60.8%)からほぼ横ばいで推移しており、2008年のリーマンショック以降冷え込んだ雇用状況は依然回復していない。
今春の大卒者は55万2794人で、大学院などに進学した人は7万642人(男子5万2386人、女子1万8256人)、就職した人は34万546人(男子17万7444人、女子16万3102人)だった。進路未定者10万7134人のうち、アルバイトなど一時的な仕事にも就いていないものは約8万8000人に達した。
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