東日本大震災後に実施した結婚に関する意識調査の結果によると、既婚者の8割が結婚によって家族の絆が得られると感じている。また、結婚に対してポジティブな既婚者とネガティブな未婚者の対比も浮き彫りになった。
既婚者と未婚者それぞれに、結婚して生活がどう変わったか/変わると思うか17項目を提示して尋ねたところ、既婚者が最も共感した項目は「家族としての絆が得られる」で、既婚男性の80.5%、既婚女性の88.0%が「そう思う」と答えた。未婚者が最も共感した項目は男女で異なり、男性は73.2%が「好きな人と一緒にいられて嬉しい」を、女性は81.9%が「家族としての絆が得られる」を選んだ。
既婚者と未婚者で意識に最も差があった項目は「子育てに苦労する」で、「そう思う」と答えた割合は、男女とも未婚者の方が既婚者より30ポイント以上多かった。一方、未婚者の共感が既婚者を大きく下回った項目は、男性では「生活が便利になる」(20.7ポイント差)、女性では「自由な時間が増える」(20.4ポイント差)で、未婚者の方が結婚にネガティブなイメージを抱きやすいようだ。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「結婚を表す漢字、既婚者と未婚者で差」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。