東日本大震災の後では、大学生は友達との付き合いに対する意識が大きく変化し、より身近な友人と深く付き合いたいと考えるようになったことが、東京広告協会の調査から分かった。
首都圏の大学に通う学生800人を対象にアンケートを実施したところ、51.9%が友達と「狭く深く付き合いたい」と答え、その割合は前年に実施した調査時の41.3%から10ポイント以上に増加した。震災以前は、ミニブログサービス「Twitter」やソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などを通じて広く深く付き合いたいとする傾向が強かった。
Twitterの使用について尋ねてみると、震災後に利用頻度が「増えた」という学生は28.8%で、「減った」という学生は1%にとどまった。利用が増えた主な理由として「情報の速報性に優れているから」「いざという時のための連絡手段」などが挙げられた。またSNSの利用は「増えた」学生が35.9%、「減った」学生が2.4%だった。理由は「人との繋がりを感じられる」が最多で、即時性を重視するTwitterとの使い分けがより鮮明になりつつある。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「震災後の大学生の友達付き合い変化」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。