エイチ・アイ・エス(H.I.S.)が発表した年末年始(2011年12月23日〜2012年1月3日)の海外旅行動向によると、海外ツアーと海外航空券を含む現在の予約状況は、歴史的な円高の影響もあって昨年と比べ14.1%増えている。アジア方面が好調で、人気渡航先ランキングの総合トップは韓国のソウルとなっている。
人気渡航先ランキングの都市部門を見ると、1位が「ソウル」、2位が「台北」、3位が「香港」で、以下「上海」「シンガポール」「バンコク」とトップ6をアジア方面が占めた。アジア方面でも特に韓国の人気が高く、予約状況は昨年と比べ40%以上伸びている。シンガポールはテレビCMで話題になったホテル「マリーナ・ベイ・サンズ」が注目を集め、前年の10位からランクを上げた。
人気渡航先ランキングのビーチリゾート部門は「ホノルル」が1位で、2位に「グアム」、3位に「バリ島」、4位に「サイパン」と続いている。ハワイに関しては、関西空港でハワイアン航空が新規就航することもあり、西日本で高い需要が見受けられる。東日本では成田空港発ミクロネシア(グアム、サイパン)行きチャーター便の座席を2倍に増やしたことも、予約の好調な推移につながったと同社は分析している。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「年末年始の海外渡航、円高で14%増」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。