日本気象協会が発表した花粉(スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ)の飛散予測修正によると、2012年春のスギ花粉は2月中旬から飛び始める見込みで、例年(過去10年)の飛散開始と比べて同じか遅くなるという。飛散量については、大量飛散となった昨春と比べると30〜70%のところが多い。
スギ花粉の飛び始めは、九州から四国・中国地方、東海・関東地方が例年並みか遅めの2月中旬になると見られる。近畿地方および北陸・東北地方も例年並みか遅めで、2月下旬から飛び始める。
花粉の飛散量は前年夏の気象条件が大きく影響し、一般的に晴天の日が多く、雨量が少ないと、翌春の花粉飛散量が多くなる傾向にある。このため、今春はほとんどの地域で飛散量が例年並みか例年をやや下回るが、一部地域では例年をやや上回る。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「2012年のスギ花粉、いつから飛ぶの?」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。