ジェイティービーのツーリズム・マーケティング研究所がまとめた消費と旅行に関する意向調査の結果によると、消費を控える人の主な理由は、震災の影響より収入が少ないことの不安が大きい。
最近、買い物や外食、外出、旅行などの消費をためらったり控えたりすることがあるか尋ねたところ、34%が「よくある」あるいは「少しある」と答えた。年代別では40歳代(38.5%)が最も高く、60歳代(28%)が最も低かった。20歳代(33%)は60歳代に次いでその割合は低く、巣ごもり傾向が強いと言われる若者だが消費に関して決して消極的ではないことが分かった。
消費をためらったり控えたりする理由を聞いてみると、いずれの年代でも「収入が増えない/減っている」との回答が最も多かった。特に20歳代(34.8%)はその割合が他の年代より高く、「自分や家族が、将来的に安定した収入を得られるかが不安」と合わせるとほぼ半数(48.4%)が収入に関する心配を理由に挙げている。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「消費を控える理由は収入の不安」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。