文部科学省がまとめた2011年3月卒業予定の大学生の就職内定率(2010年12月時点)は68.8%で、前年同期に比べて4.3ポイント落ち込み、過去最低を更新した。性別でみると、女性の内定率は67.4%とさらに低く、前年同期に比べた落ち込みも5.8ポイントと大きい。
この調査は国公立大学24校、私立大学38校、短期大学・高等専門学校・専修学校50校を対象に実施した。4年制大学以外の内定率をみると短大は前年同期比2.1ポイント低下の45.3%、高専は2.2ポイント低下の94.7%、専修学校は2.6ポイント低下の54.1%と軒並み落ち込んだ。全体では3.9ポイント低下の66.3%で、文科省は「厳しい状況」と述べている。
また男性大学生(70.1%)に比べ女性大学生(67.4%)の就職内定率は低く、特に私大の女子は、前年同期比5.1ポイント低下の63.9%と、大学の中では就職内定率が最も低い。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「就職内定率、女子は67.4%」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。