ワサビ関連製品メーカーの金印は、本ワサビの香り成分に花粉症の症状を緩和する作用があることを、花粉症患者への臨床実験で確認したと発表した。実際に香り成分をかぐことで、鼻詰まりなどの症状に改善効果がみられた。
この研究は、金印が大学と産学連携で長期に進めてきたもの。花粉症の症状を緩和する成分は、正式名称を「6-メチルチオヘキシルイソチオシアネート(6-MTITC)」という。
金印が6-MTITCの効果を調べるため、実験動物のラットの細胞にこの成分を添加したところ、細胞からくしゃみなどの原因となる化学物質「ヒスタミン」の放出を抑制できた。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「ワサビの香りが花粉症に効果!」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。