転職情報サイト「@type」を運営するキャリアデザインセンターは、若手社員のキャリア意識に関する調査結果を発表した。それによると、長引く不況や大震災などを経て、リスク回避・安定志向の傾向が高まり、現在の会社で将来の貯蓄のために収入を上げたいと考える人が増えている。
25—34歳の男女ビジネスパーソンの83.2%が「よりよい会社があれば現在の会社を辞めて転職してもよい」と答えたものの、60%が会社内での出世や昇進に関心を示している。この割合は、2010年の46.6%、2011年の57.2%から増加し、実際には転職に対して慎重な姿勢が窺える。
10年後も現在の会社で仕事を続けるイメージを持っている人は58.5%にのぼり、過去5年間で最も高い割合となった。逆に10年後は現在とは違う会社で仕事をしているイメージを持っている人は29.8%となり、過去5年間で最も低かった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「若手社員のキャリア意識、安定志向に」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。