レジェンダ・コーポレーションが発表した調査結果によると、新卒学生と若手社会人は大半が定年まで働きたいと考えており、新卒学生でその傾向が高い。その背景には年金に対する期待の低さがあることが分かった。
来年4月入社の就職を希望する学生(大学生・大学院生)と入社3年目までの社会人に、定年まで働きたいか尋ねたところ、「はい」と答えた割合は学生(76.3%)が社会人(65.4%)を10.9ポイント上回った。
何歳まで働きたいか聞くと、学生と社会人ともに「56歳—60歳」(学生32.1%/社会人25.1%)および「61歳—65歳」(学生31.5%/社会人28.7%)を挙げる割合が多く、学生の平均は「59.2歳」、社会人の平均は「57.8歳」だった。自由回答では「老後の生活資金を作るには働けるうちに収入を得たい」(社会人男性)、「年金の受給開始時期が定年よりも遅れる可能性があるから」(学生男性)などの意見が寄せられた。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「新卒学生「定年まで働きたい」7割以上」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。