ライフネット生命保険は、今春卒業予定の学生(新卒者)の採用に関する調査結果を発表した。それによると、男女いずれかを優先的に採用することは雇用機会均等法で禁じられているものの、実態としては4割の組織が男性を有利に扱っていることが分かった。
新卒採用を実施する組織の採用関係者1000人を対象にしたアンケートで、新卒採用を実施する理由を尋ねたところ、「優秀な人材を採用したいから」(60.5%)が最も多く、次いで「会社が進化・成長していくため」(54.7%)、「人手が足りないから」(36.6%)と続いた。
最近注目され始めている新たな動きとして、51.2%が「春入社以外の採用活動」を実施し、21.5%が実施に向けて準備中と答えた。また「能力に応じた初任給の差別化」は実施が28.6%、準備中が19.6%。「外国人の新卒採用」は実施が22.7%、準備中が11.4%だった。「産学提携による人材確保」と「ソーシャルリクルーティング 」は実施率(17.9%と16.4%)が2割に満たないが、準備中(23.6%と23.3%)の割合が他の項目より高かった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「新卒採用、半数が春入社以外の採用実施」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。