クロス・マーケティングとリサーチ・アンド・ディベロプメントは、中国の大都市に住む中間層生活者のライフスタイルや消費意識に関して共同で実施した調査の結果を発表した。それによると、料理をする男性は約7割にのぼり、中国では料理男子が珍しくないことが分かった。
調査は中国の4都市(北京、上海、広州、成都)に住む20歳から49歳のミドル収入層(世帯月収5000—7999人民元)の男女421人を対象に実施した。料理を「だいたい毎日作る」と答えた中国の男性は18%、「ときどき作る」は51%で、料理をする男性は合計69%だった。一方、日本の男性は「だいたい毎日作る」が7%、「ときどき作る」が38%と、合計で45%にとどまる。中国の男性は年代が上がるほど料理習慣があり、40歳代では「だいたい毎日作る」と「ときどき作る」の合計は79%に達する。
中国の女性で料理をする人は84%で、日本の女性の88%とあまり大差がない。しかし「だいたい毎日作る」に限った場合、中国の女性は34%となり、日本の女性(68%)ほど積極的には料理をしないようだ。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「中国では“料理男子”がスタンダード?!」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。