博報堂は、子供を持つ既婚女性の就業形態と消費に関する調査結果を発表した。それによると、1カ月あたりのおこづかいは「フルタイム」で働く母親が「パート・アルバイト」「専業主婦」より1万円以上多かった。
0—9歳の子供を持つ20歳代—40歳代の既婚女性1223人に、1カ月に自分のために使えるお金(おこづかい)を聞いてみると、全体の平均は「1万6478円」で、「フルタイム」は平均2万6725円、「パート・アルバイト」は平均1万5562円、「専業主婦」は平均1万4942円だった。1カ月のおこづかいが1万5000円以上と回答した割合は、「フルタイム」が6割だったのに対し、「パート・アルバイト」「専業主婦」は3割を下回った。
1カ月で実際に自分のために使った金額は、全体の平均が1万1037円。「フルタイム」は平均1万8716円、「パート・アルバイト」は平均1万769円、「専業主婦」は平均9919円となり、「フルタイム」が「専業主婦」の約2倍と大きく差が開いた。ただし、いずれの形態でも使えるお金より実際に使っているお金を5000円程度おさえており、堅実な姿勢が窺える。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「ワークスタイル別、働く母親のお小遣い」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。