スウェーデンのスポティファイ(Spotify)が、欧州の数カ国で音楽ストリーミング配信サービスを始めたのは、2008年10月。同社が世界最大の音楽市場である米国に進出したのは2011年7月。それ以来、同社サービスの会員数は右肩上がりで推移している。
そして、米アップルが同様の音楽ストリーミング配信サービス「Apple Music」を始めたのは、2015年6月。こちらもその後、会員数が増え続けている。
ただ、スポティファイの世界有料会員数は1億人で、アップルの世界会員数は約5000万人。アップルは、依然、スポティファイの後塵を拝している(図1)。
図1 SpotifyとApple Musicの有料会員数推移(インフォグラフィックス出典:ドイツ・スタティスタ)しかし、米ウォールストリート・ジャーナルによると、Apple Musicの米国会員数がこのほど、スポティファイの有料会員数を上回った。
アップル2800万人、スポティファイ2600万人
アップル、スポティファイはともに、地域別の会員数を公表していないが、今年2月、Apple Musicの米国会員数が2800万人となり、スポティファイの2600万人を上回ったことが、事情に詳しい関係者の話で分かったと、ウォールストリート・ジャーナルは伝えている。
本記事は、「Yahoo!ニュース 個人」向けに弊社が執筆した記事「後発のアップルが世界最大の音楽市場で快挙となった理由」の一部です。全文は、Yahoo!ニュース 個人のサイトにてお読みください。