米国の市場調査会社ガートナーが先ごろまとめた世界スマートフォン販売統計(小売りベース)によると、今年4~6月の販売台数は3億6800万台となり、1年前の同じ時期から1.7%減少した。
高価格帯端末への需要が減速しており、その度合いは中価格帯端末よりも大きいという。こうした中、メーカー各社は、複数のレンズを備えるカメラやベゼルのないディスプレー、大容量バッテリーといった、従来は旗艦モデルに搭載していた機能をより低価格のモデルに搭載し、買い替え需要の喚起を図っている。
サムスンと華為で世界の3分の1占める
4~6月期のメーカー別販売台数は上位から、韓国サムスン電子、中国ファーウェイ(華為技術)、米アップル、中国シャオミ(小米科技)、中国オッポ(広東欧珀移動通信)の順。
これら5社の中で、顕著な伸びが見られたのはファーウェイとサムスンのみで、それぞれ1年前から16.5%と3.8%増加した。
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