米調査会社のIDCによると、スマートフォン市場は今年の今の時期から来年にかけて回復の兆しが見えてくるという。
2020年は1.6%増に
今年下半期の出荷台数は前年同期比で0.4%減と、ほぼ横ばいで推移する見通し。年間では前年比2.2%減となり、世界出荷台数は3年連続の前年割れを記録すると同社はみている。
だが、2020年は同1.6%増となり、ようやくプラスに転じると同社は予測している。
現在の市場は米中貿易摩擦の影響で先行きが不透明な状態。メーカーは、製品計画が通常時よりも難しい状況に直面している。また消費者の買い替えサイクルは依然として長期化が続いている。
しかし今後、メーカーは(1)積極的な販売促進を展開し、(2)流通在庫を減らすために特売することが予想されるという。その後は(3)次世代技術搭載機の宣伝を大規模に展開していく。これらの努力によって市場は回復に向かうとIDCはみている。
本記事は、「Yahoo!ニュース 個人」向けに弊社が執筆した記事「世界スマホ市場は2020年にようやく回復へ、頼みの綱の「5G」はどう推移する?」の一部です。全文は、Yahoo!ニュース 個人のサイトにてお読みください。