香港で施行された反体制活動を取り締まる、中国政府の「香港国家安全維持法」を受け、米フェイスブック(FB)などの米国SNS(交流サイト)企業が香港当局からの利用者データ開示要求の受付を一時停止したと、米ウォールストリート・ジャーナルや米ニューヨーク・タイムズなどの米メディアが報じた。
「新法による影響を十分に確認する」
フェイスブックの広報担当者は「表現の自由は基本的な人権であり、身の安全やその他の影響を恐れることなく発言する権利を支持する」と述べているという。
また、フェイスブック傘下ワッツアップの広報担当者は「香港国家安全維持法による影響を十分に確認する」と述べた。
同法が施行されたのは6月30日だったが、米グーグルや米ツイッターもその直後に当局への利用者情報の提供を停止したという。
この新法では、国の分裂や政権の転覆などの行為を国家の安全に危害を加える犯罪行為として規定。最高刑は無期懲役となる。
本記事は、「Yahoo!ニュース 個人」向けに弊社が執筆した記事「「香港国安法」で当局へのデータ開示停止 FBやグーグル、ツイッターが人権侵害を懸念」の一部です。全文は、Yahoo!ニュース 個人のサイトにてお読みください。