米アップルが3月18日に発売した廉価版スマートフォン「iPhone SE」の新モデル(第3世代)は、アナリストから高評価を得ていると、ロイター通信などが報じている。
2年ぶりの刷新、5G対応、主力機と同じ半導体
比較的低価格の新モデルは、韓国サムスン電子から中国vivo(ビボ)まで、ライバルがひしめくアジア市場でiPhoneの魅力を高めるはずだと、アナリストはみている。
SEの刷新は約2年ぶりだ。心臓部を担う「SoC(システム・オン・チップ)」は、2021年秋に発売した「13」シリーズと同じ半導体を採用し、新たに高速通信規格「5G」に対応させた。
米投資会社コーエン・アンド・カンパニーのアナリストは「新型iPhone SEは、特にアジアの価格に敏感な消費者の間でシェアを伸ばすのに効果的だろう」とし、期待できる市場として中国とインドを挙げた。
SE最新モデルの価格は429ドル(日本は税込み5万7800円)から。この最低価格は、4G対応だった前モデルの399ドルより30ドル高い。だがコーエンのアナリスト、クリシュ・サンカー氏は、「新モデルは性能が大幅に向上しており、十分に価格競争力がある製品だ」と指摘している。
本記事は、「Yahoo!ニュース 個人」向けに弊社が執筆した記事「「新型iPhone SEはアジアで売れる」アナリスト予測 ロングセラー端末、5G対応でシェア拡大へ」の一部です。全文は、Yahoo!ニュース 個人のサイトにてお読みください。